2007年11月07日
ヒンギス特集part5
2001年、ヒンギスはどうしても2000年の様に
「NO.1なのにGSが取れない」
と言われたくない・・・・・
ヒンギスは2000年年末~2001年年明け
NO.1を維持するためトレーニングに費やした
パワー化が進んでいき、ヒンギスもやはり
フィジカルのより強化がヒンギスにも必要とされた
ヒンギス自身も、トレーニングをよりしていかないと勝てない
そうトレーニングをして年末年始、鍛え上げた
そのトレーニングは顕著にヒンギスに結果をもたらした
全豪オープンの前哨戦
アディダス国際という大会がある
そこではほとんどのTOP選手が全豪の調整試合として参加し、
優勝したものは全豪で良い結果をいつもの残すといわれている
ヒンギスは出場し、
1回戦 BYE
2回戦 キム・クリスタース 6/4 6/4
QF セレナ・ウィリアムズ 6/4 7/5
SF コンチータ・マルチネス 6/3 6/2
Final リンゼイ・ダベンポート 6/3 4/6 7/5
とハードヒッター達を続々と破り、優勝
トレーニングの結果を
肌で感じたヒンギス
全豪もいける・・・・
そんなヒンギスに大きな壁が、生じる
全豪のドローを見ると4回戦まではヒンギスにとって敵と思われる選手はいなかったが
QFではセリーナ・ウィリアムス
SFではビーナス・ウィリアムス
Fではリンゼイ・ダベンポート
と非常にタフなドローだった
大方の予想では、ヒンギスは乗り越えられないな~
という雰囲気であった
全豪オープンが開幕し、やはりヒンギスは4回戦までは
順当に戦っていく
ベスト8までにはあまりにも予定通り、
ヒンギスを筆頭にウィリアムス姉妹、ダベンポートの4強が
危なげなく顔を揃えていた
打倒パワー・プレーヤーを最大の目標に掲げたヒンギスにとっては
願ってもない状況である状態であった
QFはやはりセリーナ・ウィリアムス
この戦いは激戦であった
第1セットはヒンギスが速い展開でコーナーに打っていき
セリーナを翻弄し、奪取する
第2セット、セレーナも徐々に身体が動き始め
切り替えしのショットの質が上がっていき、
ヒンギスを苦しめる
第2セットを取られセットオールになる
セレーナは第3セットも乗っており、ヒンギスを力で
押しこんでいく
2-5となり、ヒンギス絶体絶命のピンチだった
セリーナ相手に、2-5だとサーブが強いセリーナには
厳しかった・・・・・
だがここからヒンギスは脅威の粘りを見せる
そこから大逆転をして、8-6で勝利をするのである
ヒンギス自身も最高の試合と称した、2時間19分という
激戦であった
SFはビーナス・ウィリアムスだった
ヒンギスは最初緊張した面持ちであったが
ビーナスが明らかに、調整不足のプレーで安定しないと
わかるとヒンギスは一気にビーナスを振り回し
ミスをさせる!!
ヒンギスの戦いにビーナスは強打を単発にしか
いれられなく、結果は6-1、6-1で
激戦を期待されたカードはあっけなく終了した
もうヒンギスは、体力の限界であった・・・
が、後、一人を倒せたら私が必ず・・・・・
相手はジェニファー・カプリアティだった・・
あのダベンポートを軽々と破って決勝へ進出してきた
年末、年始練習相手、ヒッティングパートナーに
していたカプリアティで
ヒンギスとのそれまでの
対戦成績はヒンギスの5勝0敗
ヒンギス楽勝かと思われた・・・
しかし、ヒンギス対策も、ヒンギスの攻め方も
癖も熟知しているようだった
カプリアティはヒンギスに圧倒的なパワーで打ち破ってきた
ヒンギスはカプリアティの振っても振っても拾って切り返してくる
ショットに少しずつ押され、大砲の様な強力なショットを
打って仕留めにくるショットにお手上げだった
5年連続の決勝進出だったが、ヒンギスはまた決勝で敗退した
しかし、好調さは続きその後の東レでは決勝で敗れるものの
カタール、ドバイと優勝をし、
年始から5大会中3大会優勝、2大会準優勝と
安定感を見せ付ける
しかし、それ以降ヒンギスはその年、優勝をする事も
決勝へ進む事もなかった
次々と選手が力をつけてきて
ジェニファー・カプリアティキム・クリスターズ、
アメリーモーレスモ・エレナ・デメンティエバなど
に敗れ始め、
全仏ではカプリアティに
ウィンブルドンではまさかの1回戦敗退
全米ではセリーナ・ウィリアムスに手も足もでない位打ち込まれて、敗退・・・
もうヒンギスを女王と呼ぶものはいなかった
ヒンギスはその後のポルシェ・グランプリ準決勝で右足首の靭帯断裂
手術と6週間休養
世界ランキング1位は連続73週間で止まり
年末ランキング4位で終了
ヒンギスは新たな壁に直面していた・・・
けどたくさんの世界のヒンギスファンからの応援、
まだ自分を信じたい
3ヶ月休養後
2002年、断裂後、初の
またアディダス国際で優勝
この怪我からの復帰戦はヒンギスのやる気を上昇させた
全豪オープンではなんと6年連続決勝進出
相手は去年負けたカプリアティであった
けどヒンギスは言う・・・・
もう失うものは無いわ
全豪で取りたかった決勝、マッチポイントは4回あった
欲しくて欲しくてたまらなかったGSタイトル・・・・
しかし、結果は大逆転劇でカプリアティの優勝だった
ヒンギスは結果を真摯に受け止めたが、ロッカーで
大泣きであった
自分の目の前に、目標があったから・・・・・
それから5月に左足の故障が悪化
また手術を受ける事になり
全仏、ウインブルドンを欠場
それから
全米にはまだ復帰して間もないまま出て4回戦で敗退
再び左足の故障が悪化
と怪我に悩まされて、試合も1回戦敗退が多くなり
、もうtop10の
プレーにも追いつかなかった・・・・
もう私の時代は終わった・・・・
年末に無期限の休養を宣言する・・・・・
「NO.1なのにGSが取れない」
と言われたくない・・・・・
ヒンギスは2000年年末~2001年年明け
NO.1を維持するためトレーニングに費やした
パワー化が進んでいき、ヒンギスもやはり
フィジカルのより強化がヒンギスにも必要とされた
ヒンギス自身も、トレーニングをよりしていかないと勝てない
そうトレーニングをして年末年始、鍛え上げた
そのトレーニングは顕著にヒンギスに結果をもたらした
全豪オープンの前哨戦
アディダス国際という大会がある
そこではほとんどのTOP選手が全豪の調整試合として参加し、
優勝したものは全豪で良い結果をいつもの残すといわれている
ヒンギスは出場し、
1回戦 BYE
2回戦 キム・クリスタース 6/4 6/4
QF セレナ・ウィリアムズ 6/4 7/5
SF コンチータ・マルチネス 6/3 6/2
Final リンゼイ・ダベンポート 6/3 4/6 7/5
とハードヒッター達を続々と破り、優勝
トレーニングの結果を
肌で感じたヒンギス
全豪もいける・・・・
そんなヒンギスに大きな壁が、生じる
全豪のドローを見ると4回戦まではヒンギスにとって敵と思われる選手はいなかったが
QFではセリーナ・ウィリアムス
SFではビーナス・ウィリアムス
Fではリンゼイ・ダベンポート
と非常にタフなドローだった
大方の予想では、ヒンギスは乗り越えられないな~
という雰囲気であった
全豪オープンが開幕し、やはりヒンギスは4回戦までは
順当に戦っていく
ベスト8までにはあまりにも予定通り、
ヒンギスを筆頭にウィリアムス姉妹、ダベンポートの4強が
危なげなく顔を揃えていた
打倒パワー・プレーヤーを最大の目標に掲げたヒンギスにとっては
願ってもない状況である状態であった
QFはやはりセリーナ・ウィリアムス
この戦いは激戦であった
第1セットはヒンギスが速い展開でコーナーに打っていき
セリーナを翻弄し、奪取する
第2セット、セレーナも徐々に身体が動き始め
切り替えしのショットの質が上がっていき、
ヒンギスを苦しめる
第2セットを取られセットオールになる
セレーナは第3セットも乗っており、ヒンギスを力で
押しこんでいく
2-5となり、ヒンギス絶体絶命のピンチだった
セリーナ相手に、2-5だとサーブが強いセリーナには
厳しかった・・・・・
だがここからヒンギスは脅威の粘りを見せる
そこから大逆転をして、8-6で勝利をするのである
ヒンギス自身も最高の試合と称した、2時間19分という
激戦であった
SFはビーナス・ウィリアムスだった
ヒンギスは最初緊張した面持ちであったが
ビーナスが明らかに、調整不足のプレーで安定しないと
わかるとヒンギスは一気にビーナスを振り回し
ミスをさせる!!
ヒンギスの戦いにビーナスは強打を単発にしか
いれられなく、結果は6-1、6-1で
激戦を期待されたカードはあっけなく終了した
もうヒンギスは、体力の限界であった・・・
が、後、一人を倒せたら私が必ず・・・・・
相手はジェニファー・カプリアティだった・・
あのダベンポートを軽々と破って決勝へ進出してきた
年末、年始練習相手、ヒッティングパートナーに
していたカプリアティで
ヒンギスとのそれまでの
対戦成績はヒンギスの5勝0敗
ヒンギス楽勝かと思われた・・・
しかし、ヒンギス対策も、ヒンギスの攻め方も
癖も熟知しているようだった
カプリアティはヒンギスに圧倒的なパワーで打ち破ってきた
ヒンギスはカプリアティの振っても振っても拾って切り返してくる
ショットに少しずつ押され、大砲の様な強力なショットを
打って仕留めにくるショットにお手上げだった
5年連続の決勝進出だったが、ヒンギスはまた決勝で敗退した
しかし、好調さは続きその後の東レでは決勝で敗れるものの
カタール、ドバイと優勝をし、
年始から5大会中3大会優勝、2大会準優勝と
安定感を見せ付ける
しかし、それ以降ヒンギスはその年、優勝をする事も
決勝へ進む事もなかった
次々と選手が力をつけてきて
ジェニファー・カプリアティキム・クリスターズ、
アメリーモーレスモ・エレナ・デメンティエバなど
に敗れ始め、
全仏ではカプリアティに
ウィンブルドンではまさかの1回戦敗退
全米ではセリーナ・ウィリアムスに手も足もでない位打ち込まれて、敗退・・・
もうヒンギスを女王と呼ぶものはいなかった
ヒンギスはその後のポルシェ・グランプリ準決勝で右足首の靭帯断裂
手術と6週間休養
世界ランキング1位は連続73週間で止まり
年末ランキング4位で終了
ヒンギスは新たな壁に直面していた・・・
けどたくさんの世界のヒンギスファンからの応援、
まだ自分を信じたい
3ヶ月休養後
2002年、断裂後、初の
またアディダス国際で優勝
この怪我からの復帰戦はヒンギスのやる気を上昇させた
全豪オープンではなんと6年連続決勝進出
相手は去年負けたカプリアティであった
けどヒンギスは言う・・・・
もう失うものは無いわ
全豪で取りたかった決勝、マッチポイントは4回あった
欲しくて欲しくてたまらなかったGSタイトル・・・・
しかし、結果は大逆転劇でカプリアティの優勝だった
ヒンギスは結果を真摯に受け止めたが、ロッカーで
大泣きであった
自分の目の前に、目標があったから・・・・・
それから5月に左足の故障が悪化
また手術を受ける事になり
全仏、ウインブルドンを欠場
それから
全米にはまだ復帰して間もないまま出て4回戦で敗退
再び左足の故障が悪化
と怪我に悩まされて、試合も1回戦敗退が多くなり
、もうtop10の
プレーにも追いつかなかった・・・・
もう私の時代は終わった・・・・
年末に無期限の休養を宣言する・・・・・
私もヒンギスが好きです。
たっきーさんは大好きだと、以前言っていましたね!
ヒンギスは、まさに、”柔よく剛を制す”のお手本です。
ヒンギスで一番印象に残っている場面・・・全仏でグラフのと決勝。
アンダーサーブを打ったら大ブーイング。
試合後ヒンギスは泣き崩れるシーンがありました。
当時のヒンギスはまだ若く、”生意気”とバッシングされていました。
当時のヒンギスがあり、復活したヒンギスがあり・・・そこにもヒンギスの魅力を感じます。
彼女のライジングショットが私は一番好きでした。
こんな素晴らしいプレイヤーが去るのは寂しい・・・ですがテニス以外でも今後の彼女の活躍に期待したいですね!
全部読んでいただいてありがとうございます!!
長々となってしまい読むのにも時間かかったと思います(苦笑)
今日、先程書き上げました、今日で最後書き終えて、ヒンギスの好きさを
より自分自身実感しました!
自分も全仏のヒンギスのその戦いは借りてみました。。。
自分はヒンギスの技術も”柔よく剛を制す”のテニス
人柄、が好きでした!!
今後もヒンギスには頑張って欲しいと思います!!
てか自分もっと頑張らなきゃな!!!